SecondFi — 現在の指針とインシデント情報
SecondFi / Yoroi / Ctrl Wallet セキュリティインシデント(2026年6月)— いずれもEMURGO製品で、影響を受けた署名ソフトを共有。現在の指針:復元フレーズを入れない・トランザクションに署名しない・公式指示を待つ。
SecondFi(@secondfiapp、6/25)が改めて表明:根本原因は「アドレスレベル」で、被害ユーザーがトランザクションに署名した時にリスクが顕在化します。復元フレーズを別のCardanoウォレットに入れてもリスクは緩和されず、さらに今回は資産の「クレーム/本人確認」手続きを困難にします(チームが返還用の検証フローを構築中のため)。SecondFiの公式手順が出るまで何もしないこと。取るべき唯一の行動は support.secondfi.io でチケットを提出することです。公式から先にDMしたり復元フレーズを尋ねたりすることは絶対にありません。 出典 ↗
🧭 自分は露出している? → 何をすべき?
欠陥は“署名ソフト”にあり、シードではありません。だから本当に重要な問いは1つ:あるアドレスが、当該ソフトでCardanoのトランザクションに一度でも署名したか? シードをどこで生成したかは関係ありません。
⛔ ⛔ なぜ自分で復元・送金してはいけないか: (1) 同じフレーズ=既に露出した同じ鍵、(2) 攻撃者は鍵を持ち自動botがあなたの救出Txを先回り(front-run)、(3) お釣りとステーキング報酬は露出したindex 0に戻る — さらに自力で動かすと公式の補償クレームが難しくなる。何もせず・SecondFiを開かず・@secondfiapp / secondfi.io の公式復旧を待つ。
⏱ 対象時期について(当方の推論・公式確定ではありません):大量流出(6/21〜23)は新SecondFiビルド稼働(〜2026年6月)の数日後に始まり、鍵漏洩botは常時スキャンしている — よって欠陥は旧Yoroiではなく新SecondFi/EMURGOのWeb版ビルドで導入された可能性が最も高い。ただしEMURGOは対象バージョン/期間を公表しておらず、「旧Yoroiしか使っていないから安全」とは判断できません(Yoroiは自動でSecondFiに更新)。確定判定は日付ではなく、EMURGOのスナップショットによるアドレス単位です。
🎫 被害に遭った方はクレーム申請 → support.secondfi.iosupport.secondfi.io が唯一の公式クレーム窓口です(@secondfiapp 投稿のリンク先)。正規のクレームが復元フレーズを尋ねることは絶対にありません。「自分は多分大丈夫」と判断して署名することが最も危険です。
❓ よくある質問(今回のインシデントについて)
▸⛔ 指針が変わったのですか?復元・資金移動はまだすべき?
はい、指針が2026-06-24に変わり、EMURGOの公式声明(2026-06-25)がその理由を明示しました:脆弱性は**アドレスおよび秘密鍵のレベル**に存在するため、侵害ウォレットは**恒久的に侵害された**ものとして扱うべきで、影響を受けた復元フレーズを**別のウォレットにインポート/復元してもリスクは解消しません**。独自に行動するとさらなる侵害につながり得ます。SecondFi(@secondfiapp)・IntersectMBO・EMURGO のインシデント責任者(@nateacton 経由)・開発者 @phil_uplc がいずれも補強:復元フレーズを入れない・トランザクションに署名/実行しない・別ウォレットアプリへ移行しない。このページに以前掲載していた退避手順は一時停止しています。代わりに:SecondFiを開かず、何もせず、@secondfiapp / secondfi.io の公式な復旧手続きを待つこと。
▸✅ すでに新しいウォレットへ資金を移し終えた — それは大丈夫?
スイープが問題なく完了し、資金が「Yoroi/SecondFiに一度も入れていない新しい復元フレーズを持つ、まったく新しいウォレット」に届いているなら、その移し終えた分は大丈夫のはずです — リスクは移動の最中にあり、あなたはもうそれを通過しています。その資金を元に戻さないこと、旧Yoroi/SecondFiフレーズは二度と使わないこと。現在の「何もしない」指針は、まだ行動していない人に向けたものです。すでに無事に退避を終えた場合、それが間違いだったという意味ではありません。(移動が失敗した、または一部しか通らなかった場合は、いったん止め、再試行せず、公式指示を待ってください。)
▸残高確認のために別ウォレットへ復元しただけ(送金などはしていない)— 大丈夫?
残高を「見る」ための復元自体はドレインの引き金ではありません — 危険なのはトランザクションの実行です。復元しただけで他に何もしていないなら、今いちばん大事なのは、そこから一切トランザクションを実行しないこと(送金・請求・委任・引き出し・スワップをしない)と、何もせず待つことです。なお最新の公式助言は「当面は新しいCardanoウォレットへの復元自体を避ける」ですが、すでに復元してしまった場合は、トランザクションを実行せず公式指示を待ってください。
▸今避けるべき『トランザクションの実行』とは、具体的に何?
署名が必要なオンチェーン操作すべてです:ADA・トークン・NFTの送金や移動、請求(例:NIGHT)、ステーク委任や再委任、ステーキング報酬の引き出し、スワップ、dApp操作の承認など。要するにオンチェーンでは何もしないこと。残高を「見る」だけ(エクスプローラや復元済みウォレットで)はトランザクションではなく、問題ありません。
▸ダイダロスとヨロイを同じ復元フレーズで併用していて、資金はまだダイダロスに見えている — 移すべき?
同じフレーズを Yoroi/SecondFi で使ったことがあるなら、そのフレーズは露出している可能性があり、ダイダロス側の資金もリスクになり得ます。直感的には移したくなりますが、現在の指針が同様に当てはまります:トランザクションを実行しない・資金を動かさない・公式指示を待つ。今移動することは、まさに現在の助言が避けるよう求めている「署名を伴う操作」です。フレーズがダイダロス内だけにあり Yoroi/SecondFi に一度も触れていないなら、影響を受けません。
▸大多数は安全? これは Cardano 本体の欠陥? 他のウォレットも影響を受ける?
影響を受けたのはごく一部のウォレットで、大多数のユーザー(特にハードウェアウォレット利用者)はリスクにさらされていません。これは SecondFi の Web版ウォレットソフトの問題で、Cardanoブロックチェーンや他のウォレットの欠陥ではありません。プロトコル上の資産は無事で、リスクは当該 SecondFi/Yoroi の Web版ソフトが扱うシード/鍵に限定されます。
▸ひとことで:誰が対象で、誰が対象でない?
リスクは”復元フレーズ”についてまわります。要は、そのフレーズを Yoroi/SecondFi のソフトで「作成した/入力した」ことがあるか。あるなら(ソフト=『ホット』ウォレット)リスクありとして、現在の指針に従う:復元・トランザクションを実行しない、@secondfiapp / secondfi.io の公式指示を待つ。ハードウェアウォレット(Ledger/Trezor)でしか使っていない、または Yoroi/SecondFi を一度も使っていないなら安全です。
▸🔬 実際に最も危険なのは誰か?(公式原因からの技術的な読み — 推論であり公式断定ではありません)
以下は、SecondFi の公式な根本原因の記述+コミュニティ報告からの私たちの推論です。SecondFi がこの切り分けを公表したわけではなく、公式も「追って詳細を説明する」としているため、理解のためのものとお考えください。自分がどの層だと思っても、取るべき行動は全員同じです(復元しない・署名しない・クレーム&待つ)。ある程度確からしいこと:「当該 SecondFi/Yoroi の Web版ソフトで“署名トランザクションを出した”こと」が主要因の1つです。公式は問題を「アドレスレベル」「被害ユーザーが署名した時にリスクが顕在化」と述べ、さらにシードを Daedalus(良い乱数)で作り SecondFi には“復元して使っただけ”なのに抜かれた報告が複数あり、これは「弱い鍵生成だけが原因」を否定します。否定しないこと:当該ソフトで新規作成したウォレットには弱い鍵生成が“併存”する可能性があり、送金時に宛先アドレスがすり替わるクリップボード・ハイジャックという別問題の報告も出回りました。よって「自分はXしかしていない」「シードは Daedalus 由来だから」は安全の根拠になりません。リスク階層 — 最も高リスク:当該Web版ソフトで署名トランザクションを出した(生成元を問わず、特に直近の NIGHT/Midnight請求・委任・引き出し・送金・dApp)。一度署名すると公開鍵/署名がオンチェーンに残り、それがアドレス悪用の鍵になります。まだ露出していない可能性:当該ソフトに復元・接続したが一度も署名していない(受信・閲覧のみ)— まだオンチェーンに悪用材料が無く、だからこそ指針は「署名するな」。ほぼ対象外:ハードウェアウォレット利用者(署名は端末内で行われ欠陥ソフトを通らない)、および Yoroi/SecondFi を一度も使っていない人。これは「別ウォレットに復元しても緩和されない」理由(露出は署名時にオンチェーン記録済みで後から移しても取り消せない)と、メンテ開始後もドレインが続いた理由(アプリ停止では既に露出したアドレスを守れない)も説明します。結論:「自分は多分大丈夫」と判断して署名することが、最も危険な一手です。
▸そもそも SecondFi って Yoroi と同じ?
はい。SecondFiはEMURGOによるYoroiのリブランドです(2026-04-22)。YoroiアプリはSecondFiへ自動更新され、ウォレットも復元フレーズもそのまま。Yoroiを使っていた人=SecondFiユーザーです。
▸SecondFiにハードウェアウォレット(Ledger/Trezor)を接続して使っていた — 安全?
はい。鍵は端末内にあり、欠陥のあるソフトに露出していません。急ぐ必要はなく、解決までSecondFiの利用を止めるだけ。同じLedger/Trezorは Lace や Eternl など別アプリでそのまま使えます。
▸Daedalus(ダイダロス)を使っている — 安全?(昔ヨロイにダイダロスのウォレットを復元して使った場合は?)
Daedalusを開くのは問題ありません(別物の影響を受けないウォレットです)。重要なのは復元フレーズだけ:そのフレーズを Yoroi/SecondFi アプリに「入力して使った」ことがあるなら、リスクありとして資金を移動。フレーズが Daedalus 内だけにあり Yoroi/SecondFi に一度も触れていないなら安全です。
▸Yoroiに置いているだけで、ステーキング・送金・請求を何もしていない — 安全?
リスクは低めですが、欠陥は鍵生成側(あなたの操作とは無関係)にあるため、念のため新ウォレットへ退避するのが安全です。最低限、SecondFiを開かず公式の続報を注視してください。
▸NIGHT請求などのアプリ内操作が引き金? 1週間以上前の操作でも対象?
NIGHT請求などの操作も“署名イベント”の1つになり得ますが、それだけが原因ではなく、タイミングも当てになりません — 1週間以上前のトランザクションでも対象です。欠陥は“署名ソフト”側にあり、そのアドレスが署名するたび(NIGHT請求・送金・委任・報酬引出・dApp)に秘密鍵が漏れていたので、古い署名も最近の署名と同じく露出させます。「Xしかしていない」「前のことだから」と考えないこと。Yoroi / SecondFi / Ctrl のソフトウェアウォレットで一度でも署名したものはリスクありとして扱ってください。
▸PC版のSecondFiの方が、モバイルアプリよりリスクは少ない?
実質的な差はなく、リスクは同じです。どちらにせよ今は開かないこと(メンテ中で何もできません)。資金確認は別ウォレットで行ってください。
▸送金パスワードがあるから守られる? 打っていない/何もしていなければ安全では?
おそらく守られないので、頼らないでください。送金パスワードは端末上で鍵をローカル暗号化するだけで、オンチェーンの資金は守りません。守っているのは秘密鍵そのものの秘匿性です。SecondFiは欠陥を「鍵“生成”」としており、生成時点で鍵が侵害され得た=攻撃者はあなたのパスワードや署名なしに資金を動かせます(「署名なしで抜かれた」報告と整合)。本当の例外は、鍵がソフト内に存在しなかったハードウェアウォレット利用者です。
▸SecondFiを開かずに、抜かれたか確認するには?(アドレスをメモしていない場合も)
現在の指針:今すぐ復元しないこと。復元せずに確認するには:Cardanoエクスプローラ(cardanoscan.io / adastat.net)でステークアドレスを調べる(1つの受取アドレスだけで判断しないこと、ウォレットは多数のアドレスを持ちます)。「ステークアドレスの合計」を見て、残高があれば(今のところ)無事、合計が0で身に覚えのない出金があれば抜かれています。アドレスを控えてあれば、そのままエクスプローラで検索できます(フレーズ不要)。
▸他のウォレットを一つも持っていない — どうすればいい?
現在の指針:Yoroi/SecondFiのフレーズを今すぐ別ウォレットに復元しない、トランザクションを実行しない。@secondfiapp / secondfi.io の公式指示を待つこと。このページのウォレット一覧は参考情報です。公式指針が移行を認める方向に変わった際に利用してください。
▸すでに抜かれたが、ステーキング報酬だけ残っている — 取り出すべき?
これは移動が妥当になり得る唯一のケースですが、自己責任であり、全体の「何もしない」指針には反するため、慎重に判断してください。報酬を引き出すには、まず手数料用の少額ADAをそのウォレットに入れる必要があり、侵害済みウォレットでは攻撃者botが新たな入金を即座に奪う可能性があります。完全に抜かれたウォレットの少額の残りは割に合わないことが多く、そのまま放置して公式指示を待つ人も多いです。試す場合は、数ADAだけ送り、引き出して新しいウォレットへ一度に全額退避してください。
▸Yoroi/SecondFiのウォレットに未請求のNIGHT(Midnight)があり、今後もエアドロが残っている。勝手に請求・盗難される? 今請求すべき?
NIGHTの請求自体がトランザクションなので、一般指針がそのまま当てはまります:露出の可能性があるウォレットでは署名しないこと。そのウォレットのシードが侵害されている場合、今後の請求は「スピード勝負」になります — 請求枠が開いた瞬間、攻撃者のbotも請求・回収でき、先に署名した方が勝ちます。露出済みウォレットに完全に安全な選択肢はありません。残りのエアドロ枠が開いた瞬間に請求し、即座に新しい安全なウォレットへ退避する、という方針を取る人もいます(リスク承知の上)。ウォレットが侵害されていない場合(SecondFiで作成・署名していない)、Lace等の安全なウォレットでNIGHTを受け取るのは問題ありません。ここは自己責任の領域で、可能な限り公式手順を待ってください。(コミュニティでの案内を反映 — 暫定で公式ではありません。)
▸アドレスだけでなく、トランザクションID(取引所やVESPRの履歴)でも確認できる?
はい — このページのホワイトハック判定は、Cardanoアドレス(addr1…/stake1…)と64桁のトランザクションIDの**どちらでも**入力できます。不審な/盗難の送金のtx IDを貼り付けると、そのトランザクションが既知のホワイトハック退避先へ送金しているかをオンチェーンで表示します。コツ:アドレスを控えていない場合、取引所のADA出金履歴に通常tx IDとcardanoscanリンクがあるので、そこから自分のアドレスを辿れます。(暫定ツール:一致は退避先の特定であって補償の保証ではありません。)
▸なぜ残高の一部だけ抜かれ、半端な少額が残っているの?
主な理由は2つ。(1) ステーキング報酬は別の「報酬アカウント」にあり、動かすには専用の引き出しトランザクション(と手数料用の少額ADA)が必要 — 使用可能残高をスイープしても、未引き出しの報酬分は残ることが多いです。(2) ドレインが2ステップ必要な場合があり、botが1回のトランザクションで取れるだけ取った可能性。半端な少額/報酬が残っていても安全の証ではありません — そのウォレットは侵害済みとして扱ってください。その残りを救出すべきかは上記「ステーキング報酬だけ残っている」の項目を参照(手数料用ADAが必要・botが新規入金を奪う可能性・慎重に判断)。
▸流出はもう止まっている? 今ADAが残っていれば安全?
公式には該当機能は停止済みとされています。現在の指針:復元フレーズを入れない・トランザクションで資金を移さない — インシデント対応の助言によれば、これらの行動がドレインを誘発する可能性があります。Cardanoエクスプローラ(復元せずに)でADAが残っていることを確認できれば、おそらくまだあります。@secondfiapp / secondfi.io の公式アップデートを注視してください。
▸SecondFiアプリは、開く・更新するなど触ってもいい?
開かないでください — メンテ中でどのみち何もできません。見るだけで即抜かれはしませんが、ロック解除・シード入力・承認はしないこと。「更新したから安心」も禁物(更新では露出した鍵は直りません)。古い版を誤って開いても、何も承認・入力せず閉じればOK。資金確認は別ウォレットで。
▸復元後にVESPRが「資金が危険にさらされています」と表示する — これは何?
それはVESPRが全員に出す一般的な「復元フレーズをバックアップして」の案内で、本件固有の警告ではありません。なお現在の公式指針は、Yoroi/SecondFiのフレーズを別ウォレットに復元しない・トランザクションを実行しないことです — support.secondfi.io でクレーム/チケット申請をして待ってください。
▸公式アナウンスはどこを見ればいい?
Xの公式 @secondfiapp と @emurgo_io、および secondfi.io のチケット。それ以外は無視 — 運営が先にDMやシードを尋ねることはなく、「回復/返金」のDMは詐欺です。
▸資金は返ってくる?補償/クレームの流れは?
EMURGOの公式声明(2026-06-25・署名 Phillip)によれば、4件の資金流出イベントすべての被害ウォレットの資産返還に取り組むとしています。透明な弁済プロセスの基盤として、**独立して安全管理される「復旧基金(restoration fund)」を既に設立済み**。外部攻撃者による確定損失は374アドレス・約16M ADA(≈ 米$2.4M)。並行して約129M ADAがチームの緊急ホワイトハック・レスキューで確保され、復旧が続く間は安全に保管されています。EMURGOは被害アドレスのマッピングを完了し、検証ベースのクレーム手続きを進めています — 時間はかかるが最も安全な経路。被害者は公式サポート窓口 support.secondfi.io で**クレーム申請**を(@secondfiapp の投稿のリンク先と一致)。ADA以外(LPトークン・NFT)が対象かは完全には未指定。偽の「クレーム/返金」ページに注意 — 正規のクレームがシードフレーズを要求することはありません。
▸被害総額は本当に約16M ADA?1億ADA超/約1.3億ADAを持つ『ハッカー』の話も見かける
SecondFiは2026-06-24に明確化しました:外部攻撃者による確定損失は374アドレス・約16M ADA(4件中3件のドレイン事象)。「ハッカーのウォレット」として出回った約129〜130M ADA のアドレスは、実は SecondFi 自身のホワイトハック・レスキュー — チームが稼働中の攻撃から確保し、被害者のため独立した第三者カストディアンへ移した資金です。したがって約130Mは損失ではなく、返還のため保管中。外部監査が数字を最終確定中です。
▸せめてステーキング報酬の引き出しや再委任を、別のウォレットからでもできない?
いいえ — SecondFiの2026-06-25の根本原因投稿が明確に警告しています。報酬引出と委任は**ステーク資格情報**で署名され、引き出された資金は最初/既定アドレス(index 0)へ送られ得ます。被害ウォレットではそれがほぼ確実に露出したアドレスです。すると mempool を監視する攻撃者が、トランザクション確定の瞬間に先回り(front-run)して資産をさらえます — 別のウォレットアプリから実行しても同じで、露出しているのはアプリではなく鍵だからです。欠陥は決定論的nonceの漏洩であり、侵害された鍵で何かに署名すること自体が鍵の再構成を可能にします。したがって、SecondFiが公式の復旧手続きを公開するまで、**あらゆる署名**(送金・引出・委任・dApp操作・NIGHT/Midnightのクレーム)を危険とみなしてください。今できる唯一の安全な行動は、support.secondfi.io でチケットを提出して待つことです。
▸原因は修正された? SecondFiは再開する?
SecondFiは根本原因を特定してエクスプロイトのベクトルを隔離し、未影響の全ウォレットにパッチを適用済みとしています。EMURGOの2026-06-25声明によれば、追加のセキュリティレビューと**独立監査**が完了するまで通常運用は再開しない — 大手セキュリティ企業+独立パートナーがプロトコルを**コードレベルで**レビュー中で、それまでアプリは安全のためメンテナンスモードを維持します。EMURGOはあわせて、関係当局へ正式な被害届を提出し、資産回収と責任者の追及のためあらゆる法的手段を追求するとしています。公式の確定した次の手順が出るまで指針は不変:復元しない・署名しない・support.secondfi.io でクレーム申請して待つ。(このページ下部の「公式ソース」リンクも参照。)
以前このページに掲載していた「①新ウォレット用意→②旧ウォレット復元→③全額スイープ」の手順は、現在一時停止しています。SecondFi / EMURGO のインシデント対応および @phil_uplc からの指針により、復元フレーズを入れない・トランザクションを実行しないことが推奨されています。公式指針が退避を認める方向に変わった場合は手順を再掲します。@secondfiapp / secondfi.io を注視してください。
復元・スイープの詳細手順は現在非表示にしています。SecondFi / EMURGO のインシデント対応(2026-06-24)の指針により、復元フレーズを入れない・トランザクションを実行しないことが推奨されています。公式指針が変更された場合は手順を再掲します。@secondfiapp / secondfi.io をご確認ください。
▸ウォレット一覧・退避の参考情報(タップで展開)— 公式が後日「移動可」とした場合にのみ関係。現在の指針は復元しない・送金しないことです。
おすすめウォレット(公式URL)
6つすべて非カストディアルで、標準のCardano復元フレーズに対応。URLは cardano.org/apps および各プロジェクト公式情報で検証済み(下記「URLの検証方法」参照)。
⚠️ ウォレットURLはご自身でも必ず検証してください。 これらのURLは作成時点で検証していますが、単一の情報源だけに頼らないでください。入力・インストールの前に、各ウォレットのドメインを必ずご自身で再確認してください(下記「公式URLを自分で検証する方法」参照)。
多機能なコミュニティウォレット(旧 ccvault.io)。15/24語の復元フレーズに対応。多数のネイティブトークン・NFT管理に強い。
Cardano開発元 Input | Output(IOG)が提供する公式ライトウォレット。シンプルなUI、監査済み。
高速・多機能。Web版なら拡張をインストールせずアクセスでき、一度きりの退避作業に便利。
モバイル中心の非カストディアルウォレット。操作が簡単。SecondFi/Yoroiを主にスマホで使っていた人向け。
マルチチェーン対応でハードウェアウォレット対応が広い。復元時はソーシャルログインではなく「Cardano 復元フレーズ」を選ぶこと。
IOG公式のフルノードウォレット。Cardanoブロックチェーン全体を自分でダウンロード・検証し、第三者サーバーを一切信頼しない(最高のセキュリティ・分散性)。トレードオフ:初回同期に数十GBのディスクと数時間を要するため、緊急の退避にはライトウォレットの方が速い。時間に余裕のあるデスクトップ利用・大口保有に最適。注意:IOGが「偽Daedalusサイト」への警告を出しているのでドメインを必ず再確認。
ひと目で比較
| ウォレット | 種別 | 拡張 | Web | モバイル | デスクトップ | ハードウェア | 準備 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| Eternl eternl.io | ライト | ✓ | ✓ | ✓ | – | Ledger · Trezor · Keystone · OneKey | 即時 |
| Lace lace.io | ライト | ✓ | – | ✓ | – | Ledger · Trezor | 即時 |
| Typhon typhonwallet.io | ライト | ✓ | ✓ | – | – | Ledger · Trezor | 即時 |
| VESPR vespr.xyz | ライト | ✓ | – | ✓ | – | Ledger | 即時 |
| NuFi nu.fi | ライト | ✓ | ✓ | – | – | Ledger · Trezor · Keystone · OneKey · GridPlus · BitBox | 即時 |
| Daedalus daedaluswallet.io | フルノード | – | – | – | ✓ | Ledger · Trezor | 数時間(全同期) |
すべて非カストディアルで標準のCardano復元フレーズに対応。参考情報として掲載しています。現在の指針は、公式指示が変わるまで復元フレーズを入れない・トランザクションを実行しないことです。復元が推奨されるようになった場合、ライトウォレットが最速です(Daedalusはフルノードで初回同期が長い)。
上記いずれかのウォレットにハードウェアウォレット(Ledger または Trezor)を接続し、そこに新ウォレットを作成。秘密鍵は端末内に留まり、スマホやブラウザに触れません。ハードウェアは公式サイト(ledger.com / trezor.io)でのみ購入し、転売業者からは買わないこと。
移すもの(参考 — 手順は現在停止中)
⛔ 現在の指針:トランザクションを実行しない。この一覧は公式指針が変わった際の参考用です。
- ADA — 手数料用に少額を残す。「全額送金」が自動調整します。
- 全ネイティブトークン(各々が約1.2〜1.5 ADAの最小UTxOで同梱されます)。
- 全NFT。
- 未受領のステーキング報酬 — 引き出すか、空にする際にウォレットが引出を含めます。
🛡️ フィッシング・詐欺対策チェックリスト
復元フレーズはあなたのお金の鍵そのもの。いかなるWebサイト・サポートチャット・メール・Googleフォーム・DMにも絶対に入力しないこと。正規ウォレットがフレーズを尋ねるのはアプリ内の「ウォレットを復元」画面だけ。Webページで尋ねられたら詐欺。
送金時は必ず、最終確認/署名画面(およびハードウェアウォレットの画面)で宛先アドレスを一字一句確認する。本件では貼り付けた宛先アドレスが密かにすり替わる(クリップボード・ハイジャック)報告があり、入力欄だけの確認では不十分。
障害発生時、詐欺師が「SecondFi / EMURGO サポート」を装い、DM・Xのリプライ・偽Discordで「資金回復を手伝う」と近づいてきます。公式サポートが復元フレーズや秘密鍵を尋ねることは絶対にありません。求めてもいないサポートは無視。
被害者を狙う「第2波の詐欺」を想定する:ウォレット接続や復元フレーズ入力を求める偽の「補償/返金/請求」ページ・投稿や、公式ハンドルに似せたなりすましアカウント。シードフレーズを要求する正規の「返金請求フォーム」など存在しません。すべて無視。
ウォレットURLは手入力するか、このページの検証済みリンクを使う。検索広告やDMのリンクはクリックしない。フィッシングサイトは紛らわしいドメイン(余分な文字・.com と .io の違い等)を使います。本物を確認したらブックマーク。
インストール前に、ブラウザ拡張の発行元とモバイルアプリの開発元を確認。各ウォレットは公式のCardanoアプリ一覧(cardano.org/apps)と照合する。
可能ならクリーンな端末で復元し、新ウォレットはメーカー公式サイト(ledger.com / trezor.io)でのみ購入したハードウェアウォレット(Ledger / Trezor)にする。ハードウェア機器は復元フレーズが未設定で届きます。「フレーズが記入済み」なら詐欺です。
🔎 公式URLを自分で検証する方法
このページのものも含め、どんなURLも鵜呑みにしないでください。上記リンクはまさにこの方法で確認しました。下記のうち2つ以上を併用し、すべてが同じドメインを指すか確認します。
- 1
公式のCardanoディレクトリと照合する。cardano.org/apps(Cardano Foundation)と docs.cardano.org でウォレットを探し、掲載ドメインと手元のURLを一字一句比較する。
- 2
プロジェクトの認証済みアカウントから辿る。ウォレットの認証済み(✔)X / GitHub / 公式docsから、そこのリンクを辿る(検索結果からではなく)。例:Eternl → x.com/eternlwallet、Daedalus/Lace → IOGのGitHub(input-output-hk / lace)。
- 3
拡張/アプリの発行元を確認する。Chrome Web Storeでは開発元とユーザー数、App Store / Google Playでは開発者名が企業名(EMURGO、IOG/Input Output、Tastenkunst 等)と一致するかを確認。新規・ユーザー数僅少の出品は危険信号。
- 4
ドメインは手入力し、紛らわしい綴りに注意。検索広告は絶対にクリックしない(代表的なフィッシング経路)。文字の入替や .com と .io の違いに注意(例:本物 daedaluswallet.io と偽の daedalus-wallet 系)。IOGは偽Daedalusサイトへの警告を公表している。
- 5
HTTPS/鍵マークは正規の証拠ではない。フィッシングサイトも有効なHTTPSを持つ。鍵マークは通信が暗号化されている意味で、本物である意味ではない。本物を確認したらブックマークし、以後は必ずブックマークから開く。
🔬 あなたのウォレットは — ホワイトハットへ移されたか? 盗難されたか? それとも何もないか?
あなたのウォレットに起きた3つのうちのどれかを判別します。SecondFiウォレットアドレス(addr1… / stake1…)またはトランザクションID(64桁の16進ハッシュ)を貼り付けると、資金が (1) 確保された — 既知のホワイトハット退避先(返還のため保管、約129M ADA)へ移された、(2) 盗難された — SecondFiが2026-06-25に公式公開した攻撃者の集約アドレスへ送られた、(3) 何もない — どちらへの送金も無い、のいずれかを表示します。アドレスの場合はさらに現在の残高(ADA+全ネイティブトークン)とインシデント窓の間の出金も表示します。入力の種類は自動判別します。これは公開ブロックチェーンデータを読むだけで、復元フレーズを尋ねることは一切ありません。
アドレスは保存しません。DBSync(メインネット)への読み取り専用の照会です。
暫定ツールです。退避先アドレスはコミュニティのオンチェーン分析から特定したもので、大型入金アドレスは多くの送金元から資金を受け取り得るため、一致は証拠ではなく目安です。行動の前に必ずSecondFi公式チャンネルで状況を確認してください。
🔔 ウォレットから出金があったらメールで通知
あなたのSecondFiウォレットからの流出が心配ですか? ウォレットアドレスとメールアドレスを登録すると、新しい出金が発生した際にメールでお知らせします。身に覚えのない流出に素早く気づけます。公開オンチェーンデータを読むだけで、復元フレーズは一切尋ねません。(読み取り専用=登録しても資金は保護されません。可能なら上記の指針に従い新しいウォレットへ移してください。)
通知は1つのウォレットにつき最大1時間に1通。登録時に確認メールを送ります。1メールアドレスにつき最大5ウォレットまで登録できます。
暫定・ベストエフォートの監視であり、セキュリティを保証するものではなく、出金の見落としや遅延が起こり得ます。通知は資金がウォレットから出たことを意味し、盗難の断定ではありません(あなた自身の送金や取引所出金の可能性もあります)。この機能は資金を移動・保護しません — 資金の確保には上記の手順のみが有効です。
2026-06-25、SecondFi(@secondfiapp)は2人の攻撃者のアドレスを特定・隔離し、完全な透明性のため公開したと発表しました。被害374アドレスの内訳は、攻撃者A(171ウォレット・Wave 1&2)と攻撃者B(203ウォレット・Wave 3)。これら公式確認アドレスは、当方独自のオンチェーン・フォレンジックがフラグしていた集約アドレスと一致します。
- 集約ウォレット1addr1q9j7f598x988unr4zhjulft205jqnn9ewgwkhes5smf2sr6jsw98nm4qq38jw9epe587twavuhuhj5d8r92rjvmyjlzs9lqc3x ↗
- 集約ウォレット2addr1q9wudkfeelzwev427yvapkmqexmet8q4vl303m7a4eerwtvt6rq00zyuqzeuw759vgqtdky0gyxnqx27n8q4k6h79yhsqelma8 ↗
- 集約ウォレット3addr1q82jlp2u0ezv2hsf6f40fkrv49hd72yv442nmrr5qeultpqamepaykp3m564hnd4zp75wxxds2j6d3ywvc8prhf2kcxqn6nql3 ↗
- 手数料・釣り銭addr1q8acx4h5a38x6ekpsp0x7aelw6mflt78khmz8lz75rtnqvn07w88zx2e89tgzqr3x0mecngqlg87kq9surhk48hj79mqcezfa8 ↗
- 集約ウォレット(⚠️ エクスプロイト由来 約4,020,468 ADA がまだ残存・フラグ済で監視中)addr1q8m5wdncq7rwum73r5cyyr82qx2xjem5k4ehapl3wy36aaerj829vasl3amtcwshgvnn6a25dr850tfw6qaj420d2szsslkku6 ↗
⚠️ 認識・確認のための情報です — これらのアドレスへ何も送らないこと、また自警的な回収を試みないこと。一部が『ハッカー』と呼んだ約129M ADAのアドレスはここに含まれません(それはSecondFi自身のホワイトハック救済で、返還のため保管中)。上のチェッカーは、これら公式攻撃者アドレス宛の送金を『🚨 サスペクト』として検出します。出典:@secondfiapp 2026-06-25(下記リンク)。
- • 公式Cardanoアプリ一覧: cardano.org/apps
- • Cardano開発者ポータル(ウォレット): developers.cardano.org
- • SecondFi公式(状況・告知): secondfi.io
- • SecondFi クレーム/サポート窓口(被害者向け): support.secondfi.io (@secondfiapp 投稿のリンク先)
- • EMURGO公式声明(全文): 「SecondFiセキュリティ事案 — 調査と復旧の最新情報」(2026-06-25) ↗ — 約16M ADA(約$2.4M)/374アドレス/約129M確保/復旧基金を確認・自力移行はしない
- • SecondFi:攻撃者アドレス公開: 攻撃者2名・171+203ウォレット(2026-06-25) ↗
- • SecondFi:根本原因(決定論的nonce欠陥): 署名が鍵を露出させる理由・報酬引出の警告(2026-06-25) ↗
- • 公式アップデート(X): 6/25:復元はクレームを困難に ↗ · 4事象・確保・クレーム ↗ · 復元しないで ↗ · IntersectMBO ↗ · @nateacton ↗
コミュニティの自助ガイドであり、SecondFi / EMURGO公式の手順ではありません。最新状況は必ずSecondFi公式チャンネルで確認してください。ウォレットURLは作成時点で検証済みですが、入力前に必ずドメインを再確認してください。投資助言ではありません。